2019年12月9日制定
Ⅰ 学会誌の目的
日本経済会計学会は、会計学、経営学、経済学及びその他関連分野の研究、ディスクロージャー、経営分析及びその他関連領域の研究、並びにそれらの研究の普及と提言を目的として、『Accounting Letters』(略称AL)を発行する。
Ⅱ 投稿者の資格
1.投稿者は、日本経済会計学会の会員又は入会申込者とする。
2.共同執筆の場合には、執筆者の半数以上が日本経済会計学会の会員又は入会申込者とする。
Ⅲ 論稿の種類
1.投稿する論稿は、英語で執筆された未刊行の著作とする。ただし、他誌に投稿中の著作を除く。
2.投稿者は、(1)Articles、(2)Comment、(3)Reply、(4)Book Reviews、(5)Miscellaneous のいずれかのセッションを選択する。
3.「Articles」セッションには、新しい知見や理論が示された独創的な原著論文、総括論文等を掲載する。「Articles」セッションの投稿原稿については、査読委員(匿名)による査読意見を参考にして、Accounting Letters 編集委員会(以下、「本編集委員会」という。)が掲載の採否を決定する。
4.「Comment」セッションには、『Accounting Letters』に掲載された論文のコメントを掲載する。「Comment」セッションの投稿コメントについては、本編集委員会が掲載の採否を決定する。
5.「Reply」セッションには、『Accounting Letters』に掲載された論文のコメントの応答を掲載する。
6.「Book Reviews」セッションには、会計、経営及び経済の研究と実務、並びにディスクロージャー及び経営分析の研究と実務に重要な著書の論評を掲載する。ただし、論評の対象となる著書は、日本語以外で執筆された書籍であって、その著者の1 人以上が本会の会員であることを要す。「Book Reviews」セッションの投稿原稿については、査読委員による査読を実施せず、編集委員の意見を参考にして本編集委員会が掲載の採否を決定する。
Ⅳ 論稿のフォーマット
1.(1)Articles、(2)Comment、(3)Reply、(4)Book Reviews、(5)Miscellaneous の投稿原稿は、著者情報及び本文で構成する。
2.原稿はA4 用紙で作成する。英語原稿の句読点はコンマ「,」とピリオド「.」を用いる。
3.Title Page には、著者情報を記載する。論稿のタイトル、著者(複数の場合は著者全員)の氏名ならびに所属機関を、英語で記載する。さらに、連絡先(住所・電話番号・ファックス・email アドレス)、Corresponding Author、謝辞を記載する。
4.「Articles」、「Comment」及び「Reply」のセッションについては、本文は、論稿のタイトル、1 行あけて要約(概ね200words)、1 行あけて5 つ以内のキーワードを記載し、2 行あけて論文等の本文を記述する。本文は、要約、主たる記述、注、文献リスト、図、表の順とする。「Book Reviews」セッションの投稿原稿については、要約は不要であるが、書籍の出版情報を含める。
5.「Articles」「Comment」及び「Reply」のセッションの投稿原稿は、最大4,000words、図と表をあわせて概ね5 個以内とする。図表は1 個200words 相当とするので、図と表を込みで最大5,000words、仕上がり10 頁以内とする。「Book Reviews」セッションの投稿原稿は最大2,000words、仕上がり4 頁以内とする。ただし、『Accounting Letters』の掲載に際し、本編集委員会が字数等を制限することがある。
6.Style
(1)Title Page 及び本文
Title Page 表紙には頁をつけず、1 頁から本文をはじめる。「Articles」セッションの投稿原稿は、査読を円滑に実施するために、執筆者を特定、あるいは類推させるような文言を記載しない。
(2)Font
英語フォントは、標準的なMicrosoft のフォント、Times New Roman とする。見出し、図、表の題目のフォントはMS ゴシック(太字)。文字化けを避けるため、特殊なフォントの文字(例えば丸数字①②など)を使用しない。フォントサイズ等はつぎの通りである。
論題 14 ポイント センタリング
執筆者名 11 ポイント 右寄せ
所属 11 ポイント 右寄せ
論文要約 10 ポイント 左寄せ
本文 11 ポイント 左寄せ
見出し 12 ポイント 左寄せ
参考文献 10 ポイント 左寄せ
注(文末) 10 ポイント 左寄せ
(3)Article Structure
Article Text は、概ね以下のように分ける。
Abstract
1. Introduction
2.
2.1.
2.1.1.
3.
4.
5. Conclusions
Acknowledgements
References
(4)図、表
図と表は必要最小限にする。図と表はそれぞれ通し番号(Figure 1, Figure 2, Table1,Table 2,┄)をつける。図と表は、本文と区別して、参考文献リストの後の頁に配置する。なお、本文中に図と表の挿入位置を指示する。
(5)数式
数式はできる限り簡潔な表現にする。添え字の添え字等は避けること。また、数式の導出過程や計算プロセスを冗長に記載しない。数式番号((1)、(2)、┄のようにカッコ付き通し番号)を数式の右側に配置する。数式の変数は可能な限りイタリックとする。ただし、exp、log、lim、数字、大文字のギリシャ文字等は立体を使用する。
(6)引用
文献を引用する場合には、著者(発行年)(例 Tanaka(2006)、Ball and Brown(1968))とする。
(7)参考文献
研究に引用した論文、著書、参考URL のリストを論文の最後に記載する。頁数にはp.やpp.を使用しない。著者氏名のアルファベット順に記載する。
Ball, R., Brown, P., 1968. An empirical evaluation of accounting income numbers.
Journal of Accounting Research 6, 159-178.
Watts, R., Zimmerman, J., 1986. Positive Accounting Theory. Prentice Hall, Englewood
Cliffs, NJ.
・ウェブページ
当該URL と閲覧日を次のように示す。
https://www.asb.or.jp/jp/ (30 December 2019)
Ⅴ オンライン版及びプリント版について
1.『Accounting Letters』はオンライン版及びプリント版で刊行される。
2.本編集委員会が掲載を決定した受理原稿は、『Accounting Letters』が刊行されるまでの一定期間、日本経済会計学会のホームページにオンラインで公表される。
3.『Accounting Letters』はオンラインで公表される。
Ⅵ 著作権の扱いについて
1.『Accounting Letters』に掲載される著作物の著作権は、本編集委員会が最終稿を受理した時点から、原則として、日本経済会計学会に帰属する。
2.日本経済会計学会が著作権を有する著作物の著作者は、本編集委員会に事前に文書で申し出を行い、許諾を得た上で、著作物を使用することができる。本編集委員会は、特段の事由がない限り、許諾するものとする。
3.『Accounting Letters』に掲載された著作物が第三者の著作権その他の権利及び利益を侵害するものであるとの申し出があった場合には、当該著作物の著作者が一切の責任を負うこととする。
4.第三者から、日本経済会計学会が著作権を有する著作物の使用要請があった場合には、日本経済会計学会は、理事会において審議した上で、それを許諾することができる。なお、著作権の使用許諾に伴う収入は、日本経済会計学会の会計に組み入れるものとする。