第39回年次大会(オンライン)
第39回年次大会開催案内
立夏の候、会員の皆様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます。
2022年度の年次大会は、オンライン開催ではありますが、大阪大学が主催校となり、また大阪大学と共催で、2022年6月11日(土)~6月12日(日)の2日間にわたり、統一論題を「財務諸表分析の探索」として実施いたします。また学術賞受賞記念講演、特別講演、チュートリアル・セッション、自由論題報告を予定しています。
多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。なお、今回の年次大会は、非会員の方は参加できませんのでご注意ください。
第1日目 – 6月11日(土)
院生セッション
司会:奥村雅史(早稲田大学)
12:00-12:40
「経営者予想の達成度を考慮した不正会計検知モデルの検知精度」
報告者:佐藤夏輝(神奈川大学大学院生)・小村亜唯子(神奈川大学)・平井裕久(神奈川大学)
12:45-13:25
「利益分布アプローチによる利益調整研究の新展開:条件付分布不連続モデルの適用可能性」
報告者:縄田寛希(一橋大学大学院生)
13:30-14:10
「機械学習を用いた利益予測の有用性」
報告者:鄭俊昊(大阪市立大学大学院生)
AEAJ学術賞受賞記念講演
司会:中野貴之(法政大学)
14:20-15:00
2021年度日本経済会計学会教育賞
「教養の会計学 – ゲーム理論と実験でデザインする」
田口聡志(同志社大学教授)
AEAJ特別講演
司会:村宮克彦(大阪大学)
15:10-16:10
「発生主義会計の光と影」
桜井久勝(昭和女子大学特命教授/前公認会計士・監査審査会会長)
会員総会
16:20-17:20
オンライン懇親会
17:30-19:00(SpatialChat)
第2日目 – 6月12日(日)
チュートリアル・セッション
09:00-10:00
「構造推定」 西脇雅人(大阪大学)
近年、会計分野でも注目されつつある構造推定について解説します。実証産業組織論の分野で構造推定を用いた研究を行っている西脇先生から、構造推定とはどのような手法なのか、それ以外の実証研究と比較して何が異なっているのか、について基本的な内容の説明をしていただきます。
10:10-11:10
「実験研究」 後藤晶(明治大学)
社会科学における実験研究では、従来の実験室実験に加えて、オンライン実験の利用が広がっており、会計学も例外ではありません。実験・行動経済学が専門の後藤先生から、クラウドソーシングを活用したオンライン実験をライブで実施しながら、最新の動向や基本的な内容についてご説明いただきます。
11:20-12:20
「ファイナンス・データ分析」 笠原晃恭(大阪大学)
R言語を用いて株価データを分析し、最適ポートフォリオを求めるプロセスを紹介します。研究や教育の場での応用を目標に、R言語の基本的な機能や、Fama and Frenchの3ファクター・モデル、平均分散フロンティアの実践的な理解を目指します。講師は、実証ファイナンスを専門とする笠原先生です。
AEAJ学術賞受賞記念講演
司会:吉田靖(東京経済大学)
13:00-13:40
2020年度日本経済会計学会学会賞(著書の部)
「環境問題をめぐる3つの対立とパリ協定前文の願意」
黒川行治(千葉商科大学教授)
自由論題セッションA
13:50-14:35
”Earnings Management and Tone Management: Evidence from Manufacturers in Japan”
報告者:中島真澄(文京学院大学)
討論者:岩﨑拓也(関西大学)
自由論題セッションB
13:50-14:30
「社外取締役導入の業績効果と今後の課題」
報告者:円谷昭一(一橋大学)
14:40-15:20
”Organizational Aspiration and Earnings Management in Private Universities”
報告者:黒木淳(横浜市立大学)・小沢和彦(慶應義塾大学)
統一論題セッション「財務諸表分析の探索」
座長:山本達司(同志社大学)
統一論題報告
15:30 – 16:00
「無形資産調整済み簿価時価比率 (iB/M) の有用性について」
報告者:太田浩司(関西大学)
16:00 – 16:30
「集約を通じた財務諸表分析の展開」
報告者:吉永裕登(東北大学)
16:30 – 17:00
「新しいディスクロージャーの効果と課題」
報告者:奈良沙織(明治大学)
統一論題討論
17:10 – 17:50
<大会準備委員会>
椎葉 淳(準備委員長)
石川 徹
伊瀨 堂人
呉 重和
三輪 一統
村宮 克彦
山口 貴史
<プログラム委員会>
椎葉 淳
髙田 知実
髙橋 美穂子
三輪 一統
村宮 克彦